2016年7月23日(土)に、毎年恒例の夏のバスハイクを実施しました。
今年は、参加者親子等88名とボランティア・事務局10名の合計98名がバス2台に分乗して、千葉県・富津で地曳網体験とバーベキューを楽しみました。
 地曳網は初体験、という参加者が大半でした。漁師のおじさんから地曳網の説明をしてもらい、いよいよスタート。
ロープをつかんで、運動会の綱引きの要領で後ろに進みます。いちばん後ろまで行ったら、ロープを離して一番前(海の方)に回ってまた引っ張ります。10分くらいで、網が見える位置まで上がってきました。更に引き上げ、網がすべて浜辺に上がり、網の中をのぞき込むと・・・・。立派な鯛が5~6尾、イカ、色々な小魚、小さなサメ、フグ、クラゲなど、たくさんの魚が網にかかっていました。
 大人は立派な鯛や食べられる魚に目が行きがちですが、子供たちはサメや小さなフグなど、普段あまり目にする事が少ない魚に興味津々です。サメの体に直接触れてサメ肌を実体験したり、フグがおなかを膨らます様子を見たりしました。魚を触れない子もいて、キャーキャーと大騒ぎで、大きな笑い声がそこかしこで沸き上がりました。
 地曳網が終わった後も、足だけですが海に入ったり、貝殻を拾ったりと、子供たちは真夏の海を満喫しました。短時間でしたが、とても多くの貝殻を拾い集めて、楽しい夏の思い出にできました。
 昼食は、ホテル静養園(網元さんだそうです)でのバーベキューです。定番のお肉や野菜のほかに、地曳網でとれたばかりの鯛がお刺身で出されました。小魚や小さいイカは、自分たちのテーブルで焼いて食べました。切り身の魚ではなく、自分たちで獲った魚を姿が分かる状態で食べるという、貴重な経験が出来たと思います。
 帰りのバスでは、恒例のビンゴ大会で盛り上がりました。株式会社ゼロ様ご提供の心のこもったプレゼント(景品)に、子供たちは大喜びです。帰りも渋滞に巻き込まれることなく、海ほたるでの休憩時間を長めにとれました。海を行きかう大小の船や、羽田空港に発着する飛行機を見たり、楽しい光景を胸にしまって、無事に東京駅前へ帰ってきました。
夏休みの楽しい思い出にできたことと思います。