2019年6月2日(日)に恒例のバスハイクとして、静岡県熱海市の熱海港海釣り施設に貸し切りバス1台で行きました。交通遺児の親子31名が、海釣りを楽しませて頂きました。

「海釣りは初めて」という子どもがほとんどで、「朝の早起きはつらかったけど、とても楽しかった」、「一ぴきつれてうれしかった」などと、子どもたちは大喜びでした。

釣りボランティアによる魚のさばき方教室も開かれ、三枚おろしからお造りへ手際よい包丁さばきに拍手喝采でした。

「親子で釣りに行きたいと話したことがあったが、素人だけではハードルが高かった。いい思い出ができました」とお母さん方からも好評でした。魚嫌いで初めて生の魚を食べて「おいしい」という子どもに、お母さんもうれしそうでした。

海釣りツアーは今年で3回目です。熱海市からの委託で熱海港海釣り施設を管理するNPO法人SEAWEB(シー・ウェブ)の安田理事長と、同施設に集う釣り仲間のリーダー桜井裕さんのご協力で、桜井さんからお声かけ頂いた12名の釣りボランティアが、子供たちに釣りの指導をして下さいました。釣りボランティアは早朝5時半に集合し、中には遠く愛知県から駆けつけてくださったボランティアもおられました。交通遺児たちを応援してくださるみなさまに感謝です。

潮流の関係で釣果は少なかったものの、安全管理が行き届いた場所で、子どもたちにとっては将来の選択肢を広げる貴重な体験ができたことと、感謝いたします。

釣り具メーカーのダイワ様から子どもたちに帽子のプレゼントを頂き、(株)ゼロ様からは集合から解散までの引率ボランティアを派遣頂き、バス車内でのお楽しみBINGO大会に景品も寄贈頂きました。ありがとうございました。

熱海港海釣り施設のホームページ
http://www5d.biglobe.ne.jp/~atami/

ニュースサイト伊豆新聞に掲載されました。

http://izu-np.co.jp/atami/news/20190603iz2000000013000c.html